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共同通信社 2015年2月24日 環境相、CO2抑制へ仕組み検討 石炭火力発電所に懸念

東日本大震災(福島原発) - 一般社団法人 共同通信社 ニュース特集

望月義夫環境相は24日の閣議後の記者会見で、二酸化炭素の排出量が多い石炭火力発電所について、地球温暖化対策の観点から排出を抑制する仕組みづくりを検討する考えを明らかにした。

石炭火力の新設計画が相次ぐ一方、電力業界内で自主的なCO2削減の仕組みができていないためで、環境相は「業界に対し構築を促すだけでなく、環境省として積極的に検討していきたい」と述べた。業界全体で排出量の上限値の設定も視野に入れるという。

東電福島原発事故後、政府内では原発停止に伴って膨れあがる火力発電用のLNGや石油の調達コストを減らす手段として、石炭火力の推進を求める意見が相次いだ。

(2015年2月24日)