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朝日新聞  女川原発再稼働判断、知事「3者で十分」 2015年5月9日13時40分

あまりに傲慢な言葉に絶句。
女川で何かあったらーどこまで被害被災が及ぶのか?
関東圏はさらに放射能物質が降り注ぐ。
そういうことを知っていて この知事の言葉なのか?
見識を疑うーというか…バカなのだろうか?

 東北電力女川原発女川町石巻市)の再稼働をめぐり、立地自治体と県の判断で「十分」と述べた村井嘉浩知事に対し、周辺の市町が反発している。東松島市の阿部秀保市長は8日の定例会見で「(5市町と県の合意が)理解されていない」と批判した。

 

 村井知事は4月27日の会見で、事前了解は「(権限を持つ)石巻市女川町、県の3者で十分だ」と発言。30キロ圏内にある周辺5市町の危機感について「最も危機感があるところの意見を聞けば、周りの皆さんの考え方は十分反映できる」と話した。

 

 ただ、大事故の際には周辺にも影響が出るので、4月20日、30キロ圏内の東松島市登米市涌谷町、美里町南三陸町の5市町が県と覚書を交わし、県が再稼働の是非を東北電に答える際、5市町の意見を付けると決めたばかりだった。

 

 このため、阿部市長は8日、「(5市町と県、東北電の会議での)最終確認が知事に十分伝わっていないんじゃないか」と指摘。「再確認を」と求めた。

 

 美里町の相沢清一町長は、覚書を「事前了解に準じた形」と受け止めている。相沢町長は8日、朝日新聞の取材に対し、「知事の発言には残念な思いだ」と語った。「福島での甚大な被害を考えて、30キロ圏内の住民の不安を理解して欲しい」と注文を付けた。(茂木克信、島田博)

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