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港湾に汚染水流出、移送用ホースに穴 第一原発 5/30福島民報

港湾に汚染水流出、移送用ホースに穴 第一原発

 

 東京電力は29日、福島第一原発敷地内で、タンクから3号機タービン建屋に移送中の汚染水がホースから漏れ、近くの排水路を通じて港湾内に流れ出ていたと発表した。ホースに直径約1センチの穴が開いていたのが原因で、港湾内への流出量を調べている。
 移送していたのは、地下貯水槽脇の漏えい検知用の穴からくみ上げた汚染水など。地下貯水槽2013年4月に漏えいが相次ぎ汚染水の保管場所としては使用中止となった。
 移送は27日午前9時から開始。29日午前10時すぎに作業員が漏えいを発見し、移送を停止したことで漏れが止まった。3日間の移送量は計236トンだった。
 漏れた汚染水が流れ込んだ「K排水路」で濃度を調べた結果、移送前の27日午前7時の時点ではベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり29ベクレルだったが、29日午前7時には約48倍の1400ベクレルまで上昇していた。

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