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柏崎原発ー自民県連「仕方ない」 野党は批判 自民党総裁選 (新潟日報)2015/09/09 09:35

安倍氏が党首再選の陰でーやはり心配なのは再稼働。

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20150909204277.html

自民県連「仕方ない」 野党は批判
自民党総裁選 

自民党総裁選で安倍晋三首相の無投票での再選が決まった8日、
県内の与党関係者は無投票を残念がる一方で、
地方経済の活性化へ向けた取り組みを期待した。
野党側は「安倍1強体制」を強く批判し、
東京電力柏崎刈羽原発の再稼働へ向けた動きなどを警戒した。

    ◇    ◇

<自民、無投票に一定の理解>

 党員の増加を目指す自民党県連の小野峯生幹事長は「党員資格で(投票権が)うたわれているわけだから、投票があった方が好ましい」としたが、安全保障関連法案など重要法案の審議が進んでいることを念頭に「人材がいないわけではない。仕方がない」と理解を示した。

 「期待するのは景気回復。参院選に影響しかねない。できなければ政権運営が難しくなるかもしれない」と注文を付けた。

 「積み重ねてきた景気対策や地方創生にもっと力を入れていただきたい。拉致問題でも突破口を開けてほしい」と期待したのは公明党県本部の志田邦男代表。ただ無投票に「安保を含めた課題について国民の前で議論が行われても良かった」と話した。

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<野党、安倍1強体制を非難>

 一方、野党は再選に反発を強めた。民主党県連の内山五郎幹事長は「自民党の党内民主主義が崩壊していることが如実に表れた。安倍1強体制でものが言えない」と指弾した。

 安倍政権の経済政策を「アベノミクスは崩壊している。地方には効果が及んでいない」と批判。来夏の参院選に向け「首相は自信を持ち、さらに右傾化するだろう。アベノミクスはアベノリスクだということをしっかり伝える」と述べた。

 「再選したということは、国民世論に反して強引に物事を進める路線が変わらないということ」と問題視したのは、共産党県委員会の樋渡士自夫委員長。「人々の声は『戦争法案反対』から『安倍辞めろ』になってきている」と対決姿勢をあらわにした。

 社民党県連の渡辺英明幹事長は「原発推進路線でどんどん再稼働をやろうとしてくるだろう」と警戒。「経済政策も地方に波及せず、破綻している。断固反対をし、戦争法案などと合わせて重層的な戦いをしていく」と強調した。