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福島・楢葉町の避難指示解除を9月に延期 政府が伝達へ 2015年7月6日10時42分

なぜこんなに帰村を急ぐのか?
明確な説明がないと思う。

「絶対安全」になったのか?
「絶対健康被害は出ない」のか?
なんの根拠も示されないまま、帰村を避難解除し帰村をさせる意図は

ただ単に税収のためだけだろう。

村人がいて地方自治がある。

人がいなければ、村は成り立たない。

それは国家も同じこと。

今年は日本人の過去最高の減少

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015070202000148.html

すべてにおいて、日本という国の現実に弱い対応しかしてこなかった欠点がこれからどんどん露わになってきそうだ。

楢葉町一つを存続させるために帰村させても、

若い世代は被爆を深めるだけだろう。

そこで子を産み育て、繁栄を気づくというのは廃炉もままならない状況ではありえない、こんな危機的状況になっても、目の前の木にしか見ていないー地方行政ひいては国の姿勢に存亡の危機しか感じない。

以下朝日新聞記事そのまま↓

東京電力
福島第一原発事故でほぼ全町民が避難している福島県楢葉町について、政府は、8月のお盆前としていた避難指示解除の時期を、9月上旬に遅らせることを決めた。原子力災害現地対策本部長の高木陽介・経済産業副大臣が6日午後、松本幸英町長に伝える。

先月17日、高木氏らが町議会にお盆前に解除する方針を伝えたが、その後「なぜ急ぐのか」などと町民らが反発。今月2日に青木基町議長らが経産省環境省に対し、解除の前提として生活環境の回復を求める要望書を提出していた。政府は解除時期を遅らせることで、町側に配慮する狙いがあるとみられる。

 避難指示が解除されれば福島県田村市都路(みやこじ)地区、川内(かわうち)村東部に続き3例目。役場機能ごと避難している7町村では初めて。約7400人住民がいる楢葉町の指示解除は、避難指示区域の本格帰還の第一弾となる。帰還に向けた準備宿泊が4月に始まっており、7月3日までに町民の1割弱にあたる690人が宿泊に必要な登録を済ませている。

 政府は避難指示区域のうち、最も放射線量の高い「帰還困難区域」を除いた、「居住制限区域」と楢葉町が指定されている「避難指示解除準備区域」については、2017年3月までの全面解除を目指している。

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