2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧
政府と東京電力は福島第一原子力発電所の廃炉に向けた工程表を2年ぶりに見直しました。溶け落ちた核燃料の取り出しを始める時期については従来のまま6年後からとされていますが、使用済み燃料プールからの核燃料の取り出しについては、がれきの撤去や除染…
東京電力福島第一原発事故で発生した放射性物質を含む指定廃棄物の千葉県内の処分場(長期管理施設)候補地として、千葉市中央区の東電火力発電所内の用地が選ばれたことについて、同市の熊谷俊人市長は10日、環境省を訪れ、小里泰弘副大臣に選定の再検討…
東京電力福島第一原発の廃炉は、今なお手探り状態であることが浮き彫りになった。政府と東電の廃炉工程表改訂案は、1~3号機プールからの使用済み核燃料の取り出し開始を半年から3年遅く改めた。原子炉内で溶け落ちた燃料回収は方法すら定まっていない。 …
東京電力福島第一原発で事故現場の処理に携わっていた元作業員男性を招き、現状や労働環境を聞く会が7日、八王子市で開かれる。実名で話す世田谷区の池田実さん(62)は「誰かがやらなくてはいけない仕事。大変な現場を経験した者として情報発信したい」…
福島県川内村でメガソーラーの起工式、福島第一原発20km圏内で初 - メガソーラー - 日経テクノロジーオンライン 再生可能エネルギー関連のベンチャー企業、エナジア(福島県郡山市)は6月9日、福島県川内村で「かえるかわうちメガソーラー発電所」の安全祈願…
環境省は5日、指定廃棄物に関する一般県民向けの説明会を22日に宇都宮市の県総合文化センターで開くと発表した。5月にも開催しており二回目。同省は継続した説明で県民の理解を得たい考えだが、処分場候補地を抱える塩谷町の町民指定廃棄物最終処分場反対…
福島第一原発の事故などで汚染された指定廃棄物の処分場建設について、候補地となっている千葉市議会が事実上、拒否する決議案を提出する方針を固めました。 環境省は、千葉県内に約3700tある指定廃棄物について、東京電力千葉火力発電所の敷地内に最終処分…
東京電力福島第1原発事故に伴う放射性物質を含む指定廃棄物の処分場建設をめぐり、千葉県の分について千葉市中央区の東電千葉火力発電所内の敷地に設置する方向で環境省と市が最終調整していることが17日、関係者への取材で分かった。環境省の担当者が近…
環境省は26日、東京電力福島第1原発事故に伴う福島県内の除染廃棄物の搬出作業を、同県富岡町の帰還困難区域内にある仮置き場で始めた。仮置き場からの廃棄物の搬出は大熊町10+ 件、双葉町、田村市に続き4例目。 クレーン車が土壌や石が入った黒色の袋を…
福島第一原発の事故で、避難が続いている福島県の大熊町と双葉町の町長が28日、環境省を訪れ、中間貯蔵施設の建設について地権者の理解を得られる取り組みを進めるよう政府に求めた。 大熊町・渡辺利綱町長「環境省の誠意ある対応がなされない限り、町民の…
中間貯蔵パイロット 完了時期見通し立たず 大熊、双葉町が緊急要望 東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設のパイロット(試験)輸送で、双葉郡と田村市の9市町村を対象にした先行搬入は、完了時期の見通しが立たない状況になって…
港湾に汚染水流出、移送用ホースに穴 第一原発 東京電力は29日、福島第一原発敷地内で、タンクから3号機タービン建屋に移送中の汚染水がホースから漏れ、近くの排水路を通じて港湾内に流れ出ていたと発表した。ホースに直径約1センチの穴が開いていたの…
東京電力は27日、福島第1原子力発電所のタンクにたまった高濃度汚染水の処理を「完了」したと発表した。当初の目標時期より2カ月遅れ、累積処理量は約62万トンに達する。もっとも、このうち18万トンは放射性物質を除去し切れておらず、再処理が必要。浄化…
東京電力福島第一原子力発電所で汚染された水がホースから漏れ出した問題で、東京電力が、原子力規制委員会に報告しないまま、当初の計画より濃度が高い汚染水をこのホースに流していた疑いがあることが分かり、規制委員会は汚染水の管理の在り方を厳しく批…
東京電力福島第1原発が立地し、全町避難が続く福島県大熊町に、野菜や観賞用の花を生産する大規模な屋内工場が建設される。大熊町が栽培技術を持つ企業と提携し、第三セクター方式で来年度中の稼働を目指す。県内のスーパーなどで販売し、地域再生の目玉事…