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処分場候補地の千葉市、選定の再検討を申し入れ  2015年06月10日 13時08分

東京電力福島第一原発事故で発生した放射性物質を含む指定廃棄物の千葉県内の処分場(長期管理施設)候補地として、千葉市中央区東電火力発電所内の用地が選ばれたことについて、同市の熊谷俊人市長は10日、環境省を訪れ、小里泰弘副大臣に選定の再検討を申し入れた。

市は4月に同省から候補地を伝えられた後、県内683か所の候補地について水源との距離などを点数化し、候補地を決めたなどと選定経緯の説明を受けた。しかし、点数で僅差の場所が多くあったため公表を求めたが、同省は土地所有者のプライバシー保護を理由に拒んだという。

 熊谷市長は「これではなぜ千葉市が選ばれたのか納得できない」とし、県内10市での分散保管を続けることなどを求めた。

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